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内和外順高知市広報紙「あかるいまち」より


箱根駅伝(2012年2月号)

選手の未来を祈る岡崎市長 毎年楽しみにしている箱根駅伝には、さまざまなドラマがあり、応援している方や中継を見ている人々に大きな感動を与えてくれます。

 ことしは東洋大学の強さが際立ち、往路・復路を合わせた総合記録では、これまでの記録を大幅に更新し、10時間51分36秒という驚異的なタイムで優勝しました。

 東洋大学では、「山登り」のスペシャリスト柏原竜二選手が有名ですが、2日目の6区には3年連続で山下りを任されている高知工業高校出身の市川孝徳(たかのり)選手がいます。

 市川選手はことしも快走し、見事区間賞を獲得しました。柏原選手が今春卒業し、市川選手がこれからのチームの柱になると予想され、来年も楽しみです。

 「山の神」と呼ばれる柏原選手は福島県いわき市出身です。3月11日の震災後、「走っていていいのだろうか」と悩んだそうですが、福島の人々に勇気を届けたいとの強い想いで疾走し、見事な区間新記録でチームに貢献しています。

 もう一人印象深かったのが、東京農業大学で柏原選手と同じ5区の山登りに挑戦した、中土佐町出身の津野浩大(こうだい)選手です。数日前から体調を崩し、本当に苦しいレースとなりましたが、チーム全員の想いを胸に、意識がもうろうとしながらも仲間の待つ芦ノ湖まで懸命に足を運び、無事にタスキをつなげました。一本のタスキに染み込んだ汗と涙の大切さを分かっていたからだと思います。

 各チームの選手一人一人に、素晴らしい未来が開けることを祈ります。

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