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内和外順高知市広報紙「あかるいまち」より


はりまやブリッジ(2009年7月号)

映画『はりまや橋』に感動し、はりまや橋や関係者の方々を思い浮かべる岡崎市長 映画『はりまや橋』を鑑賞する機会があり、とても感動しました。

 映画を見る前までは、「どんな映画に仕上がっているのだろうか?」という素朴な疑問がありましたが、とても深く考えさせられる、人間愛を強く感じる素晴らしい出来栄えとなっています。

 この映画の監督は、平成4年に県内の学校で英語を教えていたアメリカ人のアロン・ウルフォークさんで、帰国後、コロンビア大学大学院の映画学科を卒業し、注目される作品を発表しています。

 映画のプロデューサーは、有名な『リーサル・ウェポン』にも出演しているハリウッドスターのダニー・グローバー氏で、日本側からは高岡早紀さんや清水美沙さん、misonoさんなど、個性派ぞろいの配役となっており、映画全体を通じて、人とのつながりや、愛を見つめ直すテーマで貫かれており、いい映画だと実感しました。

 映画のストーリーを紹介するのはルール違反なので遠慮しますが、全編を通じて土佐の山里の風景が美しく描かれており、日本人が忘れつつある子どものころの郷愁が深く感じられます。

 国の芸術文化振興助成の支援もあり、ハワイの映画祭へも出品され、世界20カ国から上映の申し込みが来ているとのうれしい情報もあります。

 日本の素晴らしさと、国際交流、人間愛の深さなど、この映画が完成した背景には多くの人々のつながりがあり、心から感謝申し上げます。

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