帯屋町アーケードの中で卓球をするという奇抜な発想で第一回浅葉杯龍馬卓球大会が六月七日に開催されました。

　仕掛けたのは、民間企業や地元商店街の方々ですが、その趣旨を受けて成功に導いたのは、アートディレクターの浅葉（あさば）克己さんとプロ卓球選手の四元（よつもと）奈生美さんのご両人です。

　浅葉さんは日本の広告デザイナーの重鎮で、アリナミンＡやカップヌードル、西武百貨店、サントリーなどの広告を手掛けたことで有名です。

　四元さんは近年の卓球ブームを代表するプロ選手で、卓球界のアイドル的存在です。

　三十二チーム、約百人の選手が参加する大会となり、当日は卓球国会議員連盟代表の平井卓也国土交通省副大臣もオープニングに飛び入り参加するなど、大にぎわいでした。

　わたしも無理やり引っ張り出され、職員と共にチームを作り出場しました。小学校以来の卓球で、妻からは「あなたは球技には向いていない」と笑われながら予選敗退を確信しましたが、二勝一敗で予選を勝ち上がり、びっくり。決勝トーナメントでは一回戦で見事に敗れましたが、卓球の楽しさを実感しました。

　また、西山高知商工会議所会頭や青木四国銀行頭取など、普段から卓球大好きな経済界の方々も参加され、共に大変楽しいひとときを過ごすことができました。

　このような楽しい大会を催していただいた関係者の皆さんに心から感謝申し上げます。